“郷土の味” が大集合です。

農産加工品や農産物を集めた販売イベントが3日、県庁で開かれました。

佐世保産のコメを使った “おこし” 。

油で揚げた大豆や、いりこと味噌などをあえた壱岐の “鉄火みそ”。

そして、開始30分で売り切れるほど人気を集めていたのが…

（販売員）
「いらっしゃいませ。豆ようかん、じょうよう万十、あります。いかがでしょうか」

五島・奈良尾地区に古くから伝わる郷土菓子「豆ようかん」。

（桒畑笑莉奈アナウンサー）
「豆本来の優しい味と、中に塩も入っているので 塩味もあって、よりおいしく感じる」

農産加工品などの販売イベントは、地域ならではの味を知ってもらおうと、県内4つの地区の生活研究グループと生産者が毎年開催していて、今回が6回目です。

（購入者）
「おこしと焼き肉のタレ、かんころ餅を買った。なかなか各地回らないので、いい機会だと思う」

（県生活研究グループ連絡会　柴山もゆみさん）
「それぞれの頑張りで(ほかの加工所も)、私たちと同じように頑張っているとわかってもらえたらうれしい」

自慢の郷土菓子や農産加工品、新鮮な野菜や果物など、約70種類が並び、懐かしい郷土の味を求めて多くの人が訪れていました。