負債額は約11億7000万円「杏林病院」運営の医療法人 篤信会が破産を申し立て《長崎》
佐世保市の「杏林病院」を運営する医療法人が、20日付けで長崎地裁佐世保支部に破産を申し立てました。
破産を申し立てたのは、佐世保市の「医療法人篤信会」で、代理人弁護士によりますと、負債額は約11億7000万円となっています。
運営する病院は1974年に個人経営病院として開業し、1982年に「杏林病院」に名称が変更されました。
現在、8つの診療科があり、職員数は常勤の医師8人をはじめ約140人です。
入院患者90人あまりは、医師会やほかの医療機関などの協力を受けて、早いうちに転院を進めるとしています。
外来の患者への対応は、25日まで行うということです。