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後輩隊員の業務要領の悪さに怒り、酒を飲んでいた際に顔面を複数回殴る 電話に出なかった後輩隊員の部屋に行った際の態度に怒り、頬を付近を殴る 40代と30代の空曹を懲戒処分 鳥取県・航空自衛隊美保基地

2024年8月30日 11:54
後輩隊員の業務要領の悪さに怒り、酒を飲んでいた際に顔面を複数回殴る 電話に出なかった後輩隊員の部屋に行った際の態度に怒り、頬を付近を殴る 40代と30代の空曹を懲戒処分 鳥取県・航空自衛隊美保基地
航空自衛隊美保基地

航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市)は8月30日、基地内で起こった隊員への暴行について、40代の2等空曹と30代の3等空曹の2人を同日付で懲戒処分にしたと発表しました。

美保基地によりますと、40代の2等空曹は2019年11月ごろ、隊舎内で後輩隊員の態度にカッとなり、頬を1回殴打。さらに2021年11月26日、別の後輩隊員の業務要領の悪さに怒り、顔面を複数回殴りました。この時、2等空曹は酒に酔っていたということです。

一方、30代の3等空曹は2021年10月6日、後輩隊員に電話をしましたが、出なかったことに腹を立て部屋を訪ねた際、この隊員の態度に怒り、左頬付近を殴るなどの暴行を加えたということです。3等空曹は、被害にあった後輩隊員を指導する立場でした。

2022年1月5日に匿名の投書があり、事案が発覚したといいます。

これを受け、美保基地は40代の2等空曹を停職30日、30代の3等空曹を停職6日の懲戒処分にしました。

美保基地の富﨑秀樹1等空佐は「このような規律違反が生起したことは、誠に遺憾であります。隊員に対する教育・指導を徹底し、同種事案の再発防止に努め、規律の維持に万全を尽くす所存です」とコメントしました。

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