「環境と車」がテーマ 小学生に体験型授業 二酸化炭素を排出しない車や災害時の電気自動車の活用について学ぶ 鳥取県米子市
2月6日、鳥取県米子市で環境と車をテーマにした授業が開かれました。
運転免許がいらない一人乗りのモビリティに試乗する子供たち。この体験学習は、環境と車の関係性や災害時に車を使ってできることを小学生に伝えようと鳥取トヨペットが開いたもので、米子市の啓成小学校の5年生の児童が参加しました。
「環境とクルマ」をテーマにした授業では、講師を務めた鳥取トヨペットの社員から日本で排出される二酸化炭素のうち約2割が車や船などの乗り物が排出すると説明があり、対策として、二酸化炭素を排出しない車の開発と普及を進めていると説明されました。
講師
「燃料電池自動車は、水素と空気中の酸素を反応させて電気を作って走る、二酸化炭素を全く出さない車です」
また、車の活用について学ぶ講座では電気自動車などは災害時などに非常用電源としても活用できることが伝えられました。実際に電気自動車からの電力でお湯を沸かしたり、ドライヤーを使ったりする実験に挑戦していました。
児童
「車=ガソリンみたいなイメージだったので、車から電気を取って家電が使えるとかはすごく便利だと思います」
鳥取トヨペット 米子店 河合水樹さん
「いまは地球温暖化ですとか、森林破壊とか小学校の授業でやっている所だと思うので、家庭からも車からも二酸化炭素は出てくるので、少しでもそういったところを身近に感じてもらえたかなと思います」
体験学習を通して子供たちは、楽しみながら車の活用と環境について学んでいました。