「恥ずかしそうにじゃなくてもっと元気にやりたい」 大学生が小学生に手話のワークショップを開催 声を使わない表現の方法を学ぶ 鳥取県鳥取市
9月21日から鳥取県で3日間にわたって開催される「手話フェス」を前に8月27日、鳥取大学の手話サークルの学生が小学生に手話のワークショップを行いました。
8月27日、鳥取市の世紀小学校で行われたこのワークショップは、鳥取大学手話サークル「うさぎのて」に所属する学生が企画。普段から授業で手話を学んでいる4年生52人の児童が学生たちと手話を学びました。
学生が考案した手話を使ったカードゲームでは、ジェスチャーのみで自分のカードに書かれたキャラクターを教えあい、声を使わない表現の方法を学びました。また、好きなスポーツや誕生日など手話を使った自己紹介を教えてもらった児童たち。ワークショップを通じて伝えることの難しさを実感すると共に、聞こえる人にも聞こえない人にも伝えられる方法を学んでいました。
児童
「みんなで協力してジェスチャーとかで学べて楽しかった」
「(手話は)1つ1つ学べることが増えていくのが楽しい」
「次自分の名前の手話を勉強するときに、恥ずかしそうにじゃなくてもっと元気にやりたい」
手話サークル「うさぎのて」では、9月21日から3日間開催される手話フェスでも参加者に向けてワークショップを開催する予定です。