異例の超短期決戦となった今回の衆議院選挙 投票所の入場券が間に合わない自治体も 「いずれにしてもミスがない選挙がなされるようにしっかりと準備したい」 島根県
島根県松江市の印刷会社で10月8日から衆議院選挙で使われる投票用紙の印刷が始まりました。
この印刷会社では衆議院選挙で使用される島根県内のすべての投票用紙を印刷しています。作業は8日から11日までの4日間行われ、点字用や船員用不在者投票も含め8種類、約160万枚が印刷されます。
9日は島根県選挙管理委員会の担当者が立ち合い、印刷ミスがないかなどを確認していました。異例の超短期決戦となった今回の選挙。その影響で山陰両県では投票所の入場券が期日前投票が始まる16日までに間に合わない自治体も出てきているといいます。
島根県選挙管理委員会 事務局長 新田晃久さん
「事前に準備することはしているんですけど、どうしても物理的に難しいところがあったと思っています。いずれにしてもミスがない選挙がなされるようにしっかりと準備して参りたい」
投票所は本人確認ができれば入場券がなくても入れるため、島根県選挙管理委員会は「政治参加の機会をいかしてぜひ貴重な一票を投じて欲しい」としています。