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例年より“はるかに少ない”積雪量 スキー場では所々で土が… 「各旅館・レストランは大変な状況ですね」 鳥取県若桜町

2024年1月18日 18:01
例年より“はるかに少ない”積雪量 スキー場では所々で土が… 「各旅館・レストランは大変な状況ですね」 鳥取県若桜町

1月17日とは変わり、山沿いで雨が強まった1月18日の鳥取県。

中本帆乃花記者
「わかさ氷ノ山スキー場に来ています。昨日は晴れていて多くの人が来ていたということですが、今日、滑っているのは1人です。そして地面を見てみると、所々土が見えるのが分かります」

例年、わかさ氷ノ山スキー場ではこの時期は60センチを超える積雪で一面真っ白になりますが、1月18日は40センチ。さらに暖冬と降りしきる雨の影響で雪解けが起きていました。

12月16日のスキー場開きから積雪5センチの日が続くなど、まとまった雪が降らずスキー場は一時閉鎖。1月8日にようやく積雪が20センチとなり再開しました。

兵庫県から客
「今年は雪降ってるときが少ないと思って来ました。朝出るときに本降りやったから、 失敗したなと」

Q.気温どうですか?
「もう春やね。完全に」

雪が少ない影響はほかにもー。

若桜観光株式会社 山根政彦 社長
「今年は例年よりはるかに少ない積雪量ですので、各旅館・レストランは大変な状況です」

スキー場と宿泊施設を運営する若桜観光では、学校の団体客を除き一般客の宿泊予約については積雪見込みがないことを伝えた上で一旦保留にしているといいます。

ウェザーニューズによりますと、山陰地方には1月23日に強い寒気が到来し、24日には冬型の気圧配置が強まって大雪の可能性があるということです。

若桜観光株式会社 山根政彦社長
「昨日みたいに雪が降って良いコンディションになるということが難しいのかなと思いますけど、それを逃さずにぜひ今シーズンは来ていただきたいと思っています」

わかさ氷ノ山スキー場では、1月19日は鳥取県民DAYと題しリフトの1日券が500円となる企画を実施。多くの人が訪れるきっかけにしたいということです。

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