丸山知事「1歩下がって2歩進むみたいな形で本当にうれしい」 出雲空港で新規就航と路線復活 FDAが発表 島根県
島根県の出雲と名古屋を結ぶ航空会社FDAに新たな動きです。出雲空港と愛知県の中部国際空港を結ぶ定期便を3月31日から就航することを発表しました。また、運休していた出雲―静岡便の定期便も復活します。
1月16日、FDAの楠瀬俊一社長が、島根県の丸山知事を訪ね、出雲空港の新規就航を報告しました。
FDA 楠瀬俊一 社長
「出雲縁結び空港と中部国際空港、ここを結ぶ路線を新しく1日1往復運航します」
FDAによりますと、3月31日から始まる夏ダイヤでは、これまで、1日2往復していた、出雲ー名古屋(小牧)の路線に加え、愛知県の中部国際空港、通称セントレアを結ぶ便を追加し、名古屋路線が1日3往復になります。
FDA 楠瀬俊一 社長
「セントレアは、国際空港でございますのでセントレア発着の国内線ネットワークのみならず、国際線のネットワークも利用して出雲にたくさん来ていただき、島根県の方からたくさんおでかけ頂きたいと思います」
さらに、1月9日から運休していた出雲ー静岡便は、3月31日から1日1往復、復活することになりました。FDAでは、エネルギー価格の高騰などによる経営状況の悪化などによって、1月9日に、出雲ー仙台便と出雲ー静岡便を休止した矢先の、新規就航、路線復活の知らせに丸山知事はー。
島根県 丸山達也 知事
「感覚的に言うと、1歩下がって2歩進むみたいな形で本当にうれしく思っておりますし、中京圏から静岡からお客様をお迎えできることを大変楽しみにしております」
FDAによりますと、出雲空港を発着する全ての路線は、1往復につき、搭乗率7割、年間4万人の利用を目指すということです。