松江城周辺に建設予定の高層マンションに反対している市民団体 市長選挙の立候補者擁立を断念 家族の反対や、団体との考え方の不一致などで擁立には至らず… 島根県松江市
任期満了に伴い、4月13日に告示される松江市長選挙について市民団体が立候補者を公募していましたが、3月25日、候補者擁立を断念することを発表しました。
まつえ/風景会議 寺本和雄さん
「松江市長選の出馬を検討しましたが、擁立に至らず断念いたしました」
市民団体「まつえ/風景会議」は、松江城周辺で工事が進められている高層マンションの建設に反対していて、松江市長選の候補者を募るにあたりマンションを建設する会社と粘り強く交渉を続けることなどを条件に公募していました。
その結果、40代から80代の男女3人が応募。また、市民団体「まつえ/風景会議」が別の7人に対しても立候補の交渉をしていました。しかし、家族の反対や、団体との考え方の不一致などでいずれも擁立には至らず、断念したということです。市民団体は、今後は、別の形で高層マンション建設反対の活動を続けていくとしています。
松江市長選挙は4月13日告示、20日に投開票の予定で、今のところ現職の上定昭仁市長が出馬を表明しています。