鳥取県知事「全県的に厳しい警戒態勢をひいていくことが非常に重要」 鳥取市内の池で採取した鳥のふんから病原性の高いH5亜型の鳥インフルエンザが検出 近くの農場からの異常はなし 鳥取県鳥取市
全国で相次いで発生している鳥インフルエンザ。11月18日、鳥取市内の池で採取した鳥のふんから、鳥インフルエンザウイルスが検出されたため鳥取県が緊急の会議を開きました。
鳥取県 平井伸治 知事
「全県的に厳しい警戒態勢をひいていくことが非常に重要」
11月18日、鳥取市気高町の日光池から採取した野生の鳥のふんから、病原性の高いH5亜型の鳥インフルエンザが検出されたことが判明しました。鳥取県は緊急の会議を開き、池から10キロ以内にある3つの農場やそれ以外の75の農場からも異常は報告されていないことを確認。今後は、環境省が指定した野鳥監視重点区域内(採取地点の半径10キロ圏内)の監視体制を強化し、これまで週1回だった監視を毎日行います。また、各農場へ消毒用の消石灰も配布し、対策を強化します。
先月には、島根県の養鶏場でも鳥インフルエンザが発生しているため、鳥取県ではさらに警戒を強めています。