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鳥取駅ー倉吉駅で交通系ICカードが3月15日から利用可能に 複数の無人駅にもIC専用の改札機が導入予定 鳥取県

2025年1月29日 17:51
鳥取駅ー倉吉駅で交通系ICカードが3月15日から利用可能に 複数の無人駅にもIC専用の改札機が導入予定 鳥取県

JR西日本は1月29日に会見を開き、山陰本線の鳥取駅から倉吉駅区間で新たに交通系ICカードを利用できるようにすると発表しました。

コロナ禍前の8割から9割ほどまで回復している特急列車の利用者。JR西日本では、普通列車や特急列車のさらなる利用促進につなげようと、3月15日から鳥取駅から倉吉駅間の10駅で新たにICOCAなどの交通系ICカードが利用できるようにすると発表しました。

JR西日本 山陰支社長 金岡裕之さん
「まずは、これまで鉄道の中でICOCAのご利用ができなかったエリアに新たに入るということになりますから、これまでご利用がなかった方のご利用ということにも期待したいと思います」

これまで列車を利用するには、事前に切符を購入する必要がありましたが、今後はワンタッチで改札を通過することができ利便性が大幅にアップします。

これに合わせて鳥取駅と倉吉駅では自動改札機が導入される予定で、そのほかの無人駅でもIC専用の改札機が設置されます。なお、下北条駅から淀江駅間は交通系ICカードの対象外ですが、この区間を通り越して、米子駅や松江駅まで乗車する場合は、利用が可能です。山陰本線では最長で鳥取駅から出雲駅まで交通系ICカードで列車に乗車できるようになるということで、利用促進につなげる考えです。

また、会見では松江駅内の待合室をまもなく1周年を迎える新型やくもをイメージした「やくもラウンジ」にリニューアルすると発表。ラウンジは3月末に完成予定で、テーブルやコンセントなどが設置されるということです。

最終更新日:2025年1月29日 18:40
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