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「正しく理解をして、今後に備える」 地震を受け防災グッズの販売が急増 地震に備えて早めの準備を 

2024年8月12日 18:38
「正しく理解をして、今後に備える」 地震を受け防災グッズの販売が急増 地震に備えて早めの準備を 

8月8日に発生した宮崎県で震度6弱の揺れを観測した地震。気象庁が大規模な地震が起こる可能性が高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表する中、鳥取市内では、防災グッズが品薄となるなど山陰にも影響が出ています。

8月8日宮崎県日南市で最大震度6弱の激しい揺れを観測する地震が発生。震源地は宮崎県沖の日向灘で震源の深さはは約30キロ。地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されています。今回の地震を受け、気象庁からは、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表されました。

九州で大きな揺れとなりましたが、山陰でも鳥取県境港市や島根県益田市などで震度3を記録。鳥取県では、地震が発生した日の夜に連絡会議を開催。

鳥取県 平井伸治 知事
「正しく理解をして、今後に備える」

県民へ注意を呼び掛けていました。

そんな中、鳥取市内のホームセンターでは、一部の防災グッズの販売が急増し、品薄となっています。

ホームプラザナフコ 東鳥取店 安部陽介 店長
「飲料水、非常食、簡易トイレ避難セットこの辺が動きがよくなっております」

防災グッズを並べたコーナーでは、非常食のアルファ米の棚がほぼ空に。残りはあとわずかです。さらに、乾パンも姿を消しています。

8月9日には、神奈川県西部でも地震が発生し、こうした商品を買い求める人が一気に増えたといいます。他にもスリッパやライトなど、緊急時に必要な物をそろえた防災セットも一部が売り切れ。ペットボトルの水はもともと夏場の売り上げが増えるといいますが今回の地震を受け、箱買いする人の数が、例年の倍以上になっています。

ホームプラザナフコ 東鳥取店 安部陽介 店長
「宮崎県と神奈川県で地震が起きましたけど、鳥取県でもやっぱりいつ起こるか分からないっていうのがあると思いますので、早めに準備の方をしていただければと思います」

気象庁が初めて発表した南海トラフ地震臨時情報。地震はいつ襲ってくるか分かりません。日々の備えが重要となってきます。

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