大雨で崩落した県道大社日御碕線 本復旧への時期を発表 復旧工事の費用は国が3分の2を負担し2026年度中の完成を目指す 島根県
去年7月の大雨で崩落した県道大社日御碕線について、島根県は1月8日、崩落したルートの本復旧への見通し時期を発表しました。
去年7月の大雨で崩落し、一時は孤立状態の地区も出た県道大社日御碕線。その後は民有地を活用した緊急仮設道路が整備され、現在は片側通行ながら大型観光バスをはじめとする全ての車両が通行可能となっています。
島根県は県道の本復旧に向けて国と協議を続けていましたが、崩落したこれまでのルートで本復旧する時期を公表しました。工事は崩落した部分を盛り土をした上で、上下の法面を鉄筋とコンクリートで補強するとしています。
復旧工事の費用は国が3分の2を負担し、2026年度中の完成を目指すということです。
島根県道路維持課は「工事中の事故が起きないことが前提だが、少しでも早く復旧させたい」としています。