イルミネーションで冬の砂丘を彩る! 鳥取砂丘イリュージョン・砂の美術館プロジェクションマッピング開始 コロナ禍の規模縮小からパワーアップ 鳥取県鳥取市
12月9日から鳥取砂丘イリュージョンと砂の美術館のプロジェクションマッピングが始まり多くの人でにぎわっています。
今年で19回目を迎える鳥取砂丘イリュージョン。今年のテーマは砂丘で行われている月面探査の実証実験や「星鳥県」にちなみ、「スペース・ファンタジー」。
過去最多、45万球の電球を使用しました。透過フィルムに光を当てた立体の地球のもとにはサンタやロケット、土星が輝き、宇宙を表現。訪れた人は早速その光景を写真に収めていました。また鳥取砂丘につづく、階段を上った先にはカラフルな光のトンネルが。合わせて30メートル、4つのトンネルの中をその世界観に浸りながらゆっくりと歩いて楽しむことが出来ます。
訪れた人
「とてもグラデーションがきれいでいいなと思いました」
「最高だと思います。青色(が好き)」
「下から見た地球儀のイルミネーションがきれいでした」
「はじめて来ました。とてもすばらしい」
また、家族連れなどに人気だったのがハートのフォトスポット。高さ3メートル、幅5メートルの大きなフォトスポットも設置され多くの人が互いに写真を撮り合っていました。
そして、今年はイリュージョンを見ながら楽しめるフードコートも復活。11店舗が立ち並び、ホルモンうどんやジビエ料理など鳥取の味覚も味わえます。規模を縮小していたコロナ禍が明け、パワーアップした今年の鳥取砂丘イリュージョン。来場者数は8万人を見込んでいるということです。
そして、今年はこの他にも鳥取砂丘周辺でも楽しめるイベントがー。
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砂の美術館ではクリスマスの時期としては4年ぶり、今回で9回目となるプロジェクションマッピングも12月9日から開催しています。古代エジプトから現代までの人間物語を砂像に投影し、展示空間を迫力ある光と音で彩ります。
訪れた人
「めちゃくちゃすごかったです」
「迫力がすごくてびっくりしました。友達に見てもらいたいなと思いました」
砂の美術館 靍田茜学芸員
「砂丘イリュージョンとのコラボレーションもあるので、行き来して冬の鳥取砂丘を楽しんでいただけたらと思います」
鳥取砂丘イリュージョンと砂の美術館のプロジェクションマッピングは共に12月24日まで開催。イリュージョンの点灯時間は午後6時から午後9時まで、プロジェクションマッピングは午後4時から午後7時半まで毎日8回行われ、土日のみ午後8時にも上映されます。