道の駅の看板商品 独特の食感が味わえる「焼きもち」が人気 島根県松江市
島根県松江市の中海沿いにある、道の駅 本庄の店頭で作られている「焼きもち」が人気を集めています。
道の駅本庄 安部寿鶴子 駅長
「ここに来なければ買えない商品。もちもちとした食感がみなさんやっぱり珍しいと言われます」
2009年からこの道の駅で作られていて、1個150円という手軽さと旅行やドライブのおやつとして気軽に食べられることからこの日も次々と客が訪れていました。
買い物客
「必ず寄ります。食感がちょっと変わっておいしいです」
冬場は、1日平均150個売れ、11月は1か月間で5500個も売り上げる人気ぶり。そのわけは、米粉、餅粉、片栗粉などをブレンドした粉で焼く生地にあります。
高井和代記者
「あつあつですね、外側の皮がしっとりしてますね。おもちみたい。湯気がたっぷり出てます」
一般的な大判焼にはない独特の生地のやわらかさ、その食感を求めて多くの人が買い求めています。
食べている人
「おもちのようなおもち。おいしいです」
もちもちの生地の中には、地元の黒豆と小豆のあんこも入っていて、甘さは控えめ。幅広い世代に受け継がれるここだけの味として、地元をPRしていきたいとしています。
道の駅本庄 安部寿鶴子 駅長
「今年1年コロナも少し落ち着いてきて、県内の道の駅においてもお客様の数は、徐々に増えつつあるかなと思います。そういう中で道の駅の特長を生かした商品です。今後さらに進んでいければいいかなと思っております」
年末年始の慌ただしくなる時期。その土地ならではの味があたたかな時間を作っています。