「近年の中では最も目標(J2昇格)に近づいた」 ガイナーレ鳥取 記者会見で今シーズンを振り返る 鳥取県
12月2日に最終戦を終えたサッカーJ3・ガイナーレ鳥取。鳥取県米子市で記者会見を開き、今シーズンを振り返りました。
SC鳥取 塚野真樹社長
「近年の中では最も目標(J2昇格)に近づいた、そういうシーズンであったのではないかと」
12月5日、鳥取県米子市でガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取の塚野真樹社長と岡野雅行GMが出席し、記者会見を行いました。J2昇格を目標に、開幕2連勝を飾ったガイナーレ。ただ、一時は20位中18位まで成績を落とし、厳しい状況に―。
こうした中、6月にはシーズン途中で指導スタッフを入れ替え、増本浩平監督率いる新体制でシーズン後半に臨み、6位まで順位を上げ、J2昇格争いに食い込みました。最終成績は、14勝10敗14引き分けで、勝ち点は56。
8月5日のホーム戦では観客数が5000人を超え、今シーズンの平均観客数はコロナ禍前の2019年と同水準の2280人まで回復しました。J2昇格はかないませんでしたが、新たな可能性を感じさせるシーズンとなりました。
そして、今季限りで契約満了となる増本浩平監督など指導スタッフの後任については、3人の候補と交渉を進めていることを明らかにしました。
SC鳥取 岡野雅行GM
「僕らみたいな昭和の考え方じゃなくて、若い人たちがどんどん時代を作っていくサッカー界にしないといけないので、そういう意味で若いスタッフにしていこうかなと」
来季は、新体制で再びJ2昇格にチャレンジしていきます。