再点検で発覚 倒木の危険がある樹木が新たに27本 当初の4本から大幅増加 島根県松江市
倒木の恐れがある危険な樹木が問題となっている島根県松江市の松江城山公園。新たに伐採が必要な樹木が20本以上見つかったことが分かりました。
島根県松江市の松江城山公園では、今年6月、樹齢200年を超える松の木が倒れているのが発見され、松江市が公園内の樹木の緊急調査を実施。その結果、黒松とセンダンの合わせて4本の木が倒木の恐れがあるとして、7月に1本を伐採。そのあと、新たに2本が伐採対象となり8月中に伐採する計画を進めていました。
しかし、7月24日早朝の公園内で、高さ5.5メートル、直径25センチの「オニグルミ」の木が倒れているのが見つかりました。これを受け松江市は、7月25日、公園内の樹木を再点検。再点検では、新たに危険な樹木が27本あることが分かったということです。
松江市はこれらの樹木の伐採を今年10月末までに完了させる方針を示し、安全な松江城の維持と樹木の適正な保守・管理に努めていくとしました。