「時代の進歩を感じた」 小学生が環境と車の関係性などを学ぶ課外授業 鳥取県鳥取市
地震や大雨等の災害の備えが必要な現代。身近な存在である電気自動車などの「車」が、緊急時にどのように役立つかを学ぶ課外授業が鳥取市で行われました。
鳥取市のトヨペットを訪れたのは、38人の小学生たち。この日は、環境と車の関係性や、災害時に車を使ってできることを小学生らに伝える授業が開かれ、岩美北小学校の5年生の児童が参加しました。授業ではクイズを通して車などの乗り物から出る二酸化炭素の量などを説明。また、トヨタの電気自動車「bZ4X」の電気を使って、家電製品を充電する体験も行われました。
給電体験をした小学生
「車からこんなことができるなんて、昔はできなかったことが今ではできていて時代の進歩みたいなものを感じました」
さらに電気で動く「C+Walk」の運転体験も行われ、児童らは興奮した様子でハンドルを回していました。
鳥取トヨペット営業本部 山下逸平さん
「普段触れることのない車や環境のことを、より身近に感じていただくことで、今後意識してくれたら」
電気自動車などの選択肢も出てきた今、岩美北小学校では、次世代を担う子供たちに、自分が何ができるのか考える場になればと話していました。