煮つけでも揚げ物でも! 鳥取県の新たな特産品として青パパイアの苗を植え付け 鳥取県北栄町
砂丘地の耕作放棄地の解消を目指して、鳥取県北栄町で青パパイアの植え付けが行われています。
鳥取県の新たな特産品を生み出すためにと5月2日に苗の植え付けが行われたのは、青パパイア。鳥取県北栄町の浜本ファームが、栽培をしています。植え付けは10アールの農地で実施。スタッフは、約10センチの穴を掘り、2.5メートルの間隔を空けて、青パパイアの苗を一つずつ植え付けました。浜本ファームでは、100アールの畑に、600本の苗を5月8日まで植え付ける予定です。成長すると、1本の木に約30玉の実が付き7、8トンの収穫を見込んでいるということです。
そんな青パパイアの魅力はー。
浜本ファーム 濵本喜彦 代表
「煮つけにしていただいてもいいし、揚げ物に使ってもいいし、色んな食べ方がありますので、好みに応じて味も付けることもありますし、ありとあらゆるようなことで、おいしくいただくことができると思います」
収穫時期は、9月中旬から11月下旬で、成長すると、木の高さが約2.5メートルまで伸びるといいます。浜本ファームは砂丘地で青パパイアを栽培。砂丘地は水はけがよく、栽培には適しているといいます。また、砂丘地での栽培には、北条砂丘での農業に対する思いもあるといいます。
浜本ファーム 濵本喜彦 代表
「年を取ってから私はもう作れないから離農しますっていう方が多いですよね。そういう方でも栽培できる作物として、青パパイアっていうのは、思い付いたっていうのが一番最初の思いです」
雑草の駆除と定期的な水やりで比較的手がかからない青パパイアの栽培。収穫後は、県内の直売所などで販売されるということです。