"あるエリア"からの参拝者が急増! 日本一長い16メートルの龍が彫られた神崎神社が異例の人気 バスツアーは一日5・6台入ることも 鳥取県琴浦町
ゴールデンウイークもいよいよ後半。山陰地方の観光地もにぎわいをみせています。鳥取県琴浦町の「神崎神社」を訪ねてみるとー。
参拝者
「龍が迫力があって御利益いただけたと思います」
「今大学4年生で、医療系に行ってるので来年国家試験受かって働けますように(と願いました)」
5月1日も朝からツアーバスで訪れた参拝者の姿が。そんな多くの人のお目当てが拝殿に彫られた長さ16メートルの龍。辰年ということもあり注目を集め、今年は例年にないにぎわいを見せているといいます。
神崎神社 田中正人 総代長
「我々が想像していた賑わいの10倍以上ですね。1日に(大型バスが)5台、6台入って来ていましたから。色んなものがてんやわんやでございました」
そんな注目の神社ですが実は最近「あるエリア」からの参拝客が増えているといいます。それがー。
参拝者
「愛知県から来ました」
「ドラゴンズファンです」
「ドラゴンズいま調子いいので、今シーズンは勝てたらいいかなっと思って」
名古屋方面からの参拝者です。日本一の龍にかけて、中日ドラゴンズのファンが訪れるようになったといいます。そんな愛知県から参拝に来た人には特典も用意しています。それが、彫刻の長さが日本一にかけて、ドラゴンズの日本一を祈って作られたスタンプです。訪れた人は、龍が持つパワーで必勝を祈願していました。
参拝者
「今年はすごく調子がいいので、ドラゴンズ優勝ですよね」
「ドラゴンズが日本一になってもらえればいいかなと思って」
「優勝に向けてご利益があるといいなと思います」
ことしから「とっとリュウ県」とを名乗り、PRを始めた鳥取県。県内で龍に関係する所をツアーの前面に押し出していて、さっそく多くのプランで神崎神社での参拝が組み込まれるようになりました。辰年と中日ドラゴンズ。大型連休も相まって思わぬ相乗効果が生まれていました。