B1・島根スサノオマジック チャンピオンシップ出場をかけた大事な2連戦で連敗… かなり厳しい状況も「“最後まで出し切って”シーズンを終えたい」 島根県
バスケットボールB1島根スサノオマジック。今シーズン最後のホーム2連戦となった4月27・28日、チャンピオンシップ出場へ向け広島との直接対決を迎えました。果たして結果は?
終盤戦となったB1リーグ。島根も残すは4試合。前節で手痛い2連敗を喫した中、ワイルドカードでのチャンピオンシップ出場へ向け、上位の広島との直接対決を迎えました。
まずは第1Q。序盤から接戦を繰り広げる中、島根はキャプテン安藤が躍動します。残り1分で同点の3Pを決めると。ラスト12秒で、逆転の3P。しかしその後広島に逆転を許します。
※第1Q終了:島根21-23広島
続く第2Q。まずは安藤の華麗なドライブで同点に追いつくと、3Pで逆転に成功。しかし、広島の強力な攻撃陣が島根の前に立ちはだかります。
※第2Q終了:島根38-40広島
一進一退の攻防を繰り広げる中、島根が4点リードで迎えた最終クオーター。広島が粘りを見せ、点差を縮めますが、島根は安藤の3Pやニック・ケイが得点をあげ残り4分で7点のリードに。しかし広島のエバンスに11点連続で得点を決められ逆転負け。67対71で初戦を落とし、島根はこれで3連敗となりました。
※試合終了:島根67-71広島
◇◇◇
そして28日。
島根ブースター
「長年のライバルですので、なんとしても広島には勝って(島根には)プレーオフにいってもらいたいと思うので全力で後押ししたい」
広島ブースター
「最後まで接戦でいって、最後は広島に勝ってほしい。両チームともチャンピオンシップに行ければいいかなと思う。中国地方を盛り上げていきましょう」
島根ブースター
「スサノオきょうは絶対勝つぞ~」
クラブ史上最多の4532人が詰めかけた中行われた注目の2戦目。序盤から白熱した展開に。両者一歩も譲らず島根が1点リードで第1Qを終えます。
第1Q終了:島根16-15広島
続く第2Q。キャプテン安藤が3Pを連続で決めチームを勢い付けると、ビュフォードがスティールから豪快なダンクを決めリードを広げます。しかし、粘る広島に点差を詰められ前半を終えます。
※2Q終了:島根31-28広島
後半に入り安藤が難しい3Pを決めチームを引っ張ると、負けじと見せたのはビュフォード。大事な一戦に、豪快なダンクでチームを鼓舞します。しかし、強力な広島の攻撃陣はこの日も健在。徐々に点差を縮められます。ただ、島根も簡単に流れをわたしません。
※第3Q終了:島根45-41広島
島根の4点リードで迎えた最終第4Q。激しい攻防の中、広島にリードを許す展開に。何とか追いつきたい島根は、津山が3Pを決め1点差に詰め寄ります。しかし、ここから一気に広島ペースに。立て続けに15得点を奪われ、大量リードを許します。後半で大差をつけられた島根は重要な2連戦を落とし、これで4連敗。チャンピオンシップ出場は厳しい状況となりました。
※試合終了:島根51-65広島
#3 安藤誓哉 キャプテン
「僕たちの目標にしていた所に行くにはかなり厳しい状況になってしまいましたが、やはり僕がシーズン最初に言った“最後まで出し切って”シーズンを終えたいと思う。もしかしたら島根から大阪にたくさんの人が来てくれるかもしれないので、ファンの方に向け全力で最後までプレーしたいと思います」
可能性はかなり低いもののワイルドカード上位チームの結果次第ではチャンピオンシップ出場へまだ望みがある島根。最低条件の2連勝へ向け次節は5月4・5日、アウェーで大阪と対戦します。