高齢化や人材不足などが問題となっている運送業界。業界の魅力を伝える取組みが鳥取市の小学校で行われました。

鳥取市にある美保南小学校で行われた「学校キャラバン隊2024」。この取り組みは、運送業界の社会的な役割や業界の魅力を発信し、高齢化や人手不足などの課題解決に向け行っているものです。

講師
「『ありがとう』と感謝のことばをもらった時が一番やりがいを感じた時です」

7月9日は、美保南小学校の6年生約80人が参加。運送業の役割ややりがいなどについて伝えられました。その後、タクシーの乗車体験などが行われ、児童たちは、運転席に座るなど貴重な体験をしていました。

児童
「運転手になれて最高でした。UDタクシーの後ろから車いすがのれるっていうことを初めて知りました」

「（荷物の）9割がトラックで運んでることを初めて知りました。こんなに多く運んでるとは思ってなかったです」

鳥取商工会議所運送業界応援プロジェクト実行委員会　森本幸久 委員長
「もっと身近に我々の職種を感じていいただいて、魅力の一つをわかっていただいて、できれば我々の業界に入っていただければありがたい」

運送業界応援プロジェクトでは、今後も課題解決や魅力発信に向け取組みを継続していきたいということです。