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蒸気機関車D51「デゴイチ」の移設で駅前にさらににぎわいを! 公園の子どもの遊び場の一角に50年近く野外展示されていたD51を移設へ 鳥取県米子市

2024年12月12日 18:03
蒸気機関車D51「デゴイチ」の移設で駅前にさらににぎわいを! 公園の子どもの遊び場の一角に50年近く野外展示されていたD51を移設へ 鳥取県米子市

さらに駅前のにぎわい創出を目指します。鳥取県米子市は湊山公園に長年にわたって野外展示されてきた蒸気機関車D51(ディーゴジュウイチ)いわゆる「デゴイチ」の車体をJR米子駅周辺に移設展示する方針で検討することになりました。

移設展示されることになった蒸気機関車D51「デゴイチ」は、高さ約4メートル、長さ約20メートルの車体です。湊山公園の子どもの遊び場の一角にこれまで別の車体もあわせて50年近く野外展示されてきました。米子市は、この「デゴイチ」の車体を鉄道のまちのシンボルとしてだけでなく米子駅前のにぎわい創出につなげたいと駅近くのだんだん広場に移設展示する方針です。具体的な設置時期や移設方法などについては、今後検討したいとしています。

米子市は、2023年7月開通したJR米子駅の南北を結ぶがいなロード設置に伴い、駅前にぎわい創出と歩いて楽しいまちづくりを目指していて、駅周辺の整備を進めています。また、11月に米子駅前通りの一部を交通規制してくつろげる特別スペースを設けて大がかりな実証実験も行っています。こうした中で、米子駅前周辺に「デゴイチ」の車体の移設展示という新たな取り組みは、駅前周辺活性化の目玉の一つにもなりそうです。

米子市 伊木隆司 市長
「駅前は”歩いて楽しいまちづくり”として非常に重要なエリアなので、その辺りを歩くとD51の姿が見えた時に『あぁ米子の駅だな』と実感してもらえるシンボルになると思います」

力強い走りで国鉄時代に多くの人を魅了し絶大な人気を誇った「デゴイチ」。米子駅前周辺のにぎわい創出もその勇壮な姿でまい進していくことが期待されます。また、鉄道ファンのみならずSNSの映える観光素材としても話題性を集めそうで、その成果も注目されそうです。

最終更新日:2024年12月12日 18:42
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