「国の史跡なので石垣に影響を及ぼさないように」 松江城で相次ぐ倒木 倒れたクロマツの撤去作業が始まる 島根県松江市
島根県松江市にある国宝・松江城では、3月13日に倒れたクロマツの撤去作業が3月27日から始まりました。
根元から折れたクロマツ。高さは21メートルで堀に飛び出してしまっています。このクロマツの撤去作業が3月27日からはじまりました。
松江市 松江城・史料調査課 飯塚康行 課長
「松江城は、国の史跡ですので石垣に影響を及ぼさないようにですね。慎重な作業が求められると思っています」
撤去作業では、陸からクレーンでつり上げるとともに堀に土のうを入れてクロマツを支えた状態で、伐採・撤去していく計画です。
松江市 松江城・史料調査課 飯塚康行 課長
「今後も樹木診断の結果を見ながら、必要な木については早急に対応していきたいと思っています」
松江城では倒木が相次いでおり、今年も秋までに27本の木を伐採する予定です。