関西でも人気のブランド品「多伎いちじく」出荷式 降水量が影響し例年より小ぶりも甘味は強く成長 島根県出雲市
島根県出雲市多伎町で生産が盛んなイチジク。8月26日、出雲市内で収穫したイチジクの出発式が行われました。
出雲市多伎町のイチジクは「多伎(たき)いちじく」と呼ばれ、ブランド品として島根県内はもちろん関西などでも人気の商品となっています。収穫期を迎え、出雲市内の集荷所で26日にイチジクの出発式が行われました。会場では、出発を祝う和太鼓が披露されたほか、輸送を担うトラックドライバーに花束を贈呈。テープカットも行われ、イチジクを積んだトラックが出発しました。
JAによると今年は、梅雨明け以降の降水量が少なかったため、例年より小ぶりですが、甘味は強くなったということです。
JAしまね 出雲地区本部 今岡翔哉さん
「島根を代表する秋の味覚だと思ってますんで、特に生食でいっぱい食べていただけたらと思います」
「多伎いちじく」の収穫は10月まで続き、今シーズンの出荷量は約110トン、販売額は8500万円を見込んでいるということです。