開館まで約1年 鳥取県立美術館 竣工式と内覧会を開催 来年3月30日にオープン 鳥取県倉吉市
来年3月にオープンする「鳥取県立美術館」。建物の工事が完了したため、4月9日、竣工(しゅんこう)式と内覧会が行われました。鳥取県立美術館は、来年3月30日に鳥取県倉吉市にオープンします。
建物の建設工事が完了したため、建設関係者や関係団体など130人が出席して、竣工式が行われました。式では、宮司が祝詞を上げ、関係者が玉串を奉納しました。
鳥取県 平井伸治 知事
「次の桜の季節には、これが開館するということになります。まだ1年間あります。その間にですね、皆さまにもぜひここに親しんでいただきまして、アートに思いを巡らせていただいたり、交流憩いをとっていただければ、ありがたいなと思うわけであります」
竣工式の後は、参列者が完成した館内を見学。展示室やテラスなど、館内の特徴を聞きながら見て回りました。
総工費約70億円の県立美術館は3階建てで、延べ床面積が約1万600平方メートル。2階には、常設展示室が5つ。3階には、企画展示室や展望テラスがあります。また1階は、自由に立ち寄れる広間があり、人々の交流の場として活用される予定です。
鳥取県立美術館 尾﨑信一郎 館長
「非常に敷居の低い美術館にしていると思います。オープンネスってことを言ってますので、どんどん人に来ていただきたいと思います。それと展示の方では、我々が頑張って、国内外から人を呼べるような展示をしていきたいと思ってますし、そのためのポテンシャルっていうのは十分にあると思いますので、期待してください」
5月からは毎月15日に、一般の人も館内を見学できる内覧会を開くなど、開館に向けて機運を高めていきます。