自民党の派閥のいわゆる裏金事件をめぐり、旧安倍派の参議院議員から派の参議院のいわゆる裏金議員の大半が、参議院の政治倫理審査会に出席する意向があると自民党幹部に伝えられたことがわかりました。

自民党幹部によりますと、旧安倍派の参議院のベテラン議員から裏金事件で不記載が確認された旧安倍派の参議院議員27人のうち大半が、参議院の政治倫理審査会に出席する意向があると伝えられたということです。

自民党は今後、出席の意向を正式に確認した上で、野党側に伝えるとみられ、政倫審の日程や開催形式をめぐり、調整が行われる見通しです。

石破首相は先月行われた衆議院選挙での大敗を受け、いわゆる裏金議員の政倫審への出席について、「政倫審の場を含め、あらゆる場を積極的に活用するように促す」と述べていました。