裁判官「反省の様子もない」 強制わいせつ罪などに問われている男に懲役2年の実刑判決 島根県松江市
女性の上半身を触るなどして、強制わいせつの罪に問われている松江市立病院の看護師の男に対して松江地裁は「懲役2年」の実刑判決を言い渡しました。
強制わいせつ罪などに問われているのは、松江市立病院に勤務する島根県松江市八雲町の看護師の男(34)です。起訴状などによりますと、被告は2019年8月と2022年7月に島根県松江市の病院の敷地内で女性の上半身を触り、下半身を押し付けるなどのわいせつな行為をしたとされています。
12月19日の裁判で今井輝幸裁判官は「2回に渡りわいせつ行為をしたことは悪質で被害者に与えた精神的苦痛は大きい。無罪を主張し反省の様子もない」などとして、懲役2年6か月の求刑に対して懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
被告の弁護人は「証拠を真摯に検討してもらえていない」と判決を不服として12月20日にも控訴する方針です。