ガソリン価格の値上げの波・・・ 島根県内でガソリンギフト券1000円分50枚寄贈
ガソリン価格高騰による生活への負担が続いています。こうしたなか、12月12日、島根県松江市では県内のガソリンスタンドからなる組合から県の社会福祉協議会へガソリンのギフト券が贈呈されました。
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止まらない、ガソリン価格の値上げの波ー。12月12日、島根県松江市のガソリンスタンドを訪れた人たちはー。
客
「高すぎてちょっと安くても高く感じる。これまで満タンに入れていたのがちょっと少なくしておこうかなとか」
「高くなっていますよね。そこはもうしょうがないと思っています 生活必需品ですから」
石油情報センターによりますと、12月4日時点での島根県内のガソリンの平均価格はレギュラー1リットルあたり178.5円で、前の週から2円の値上がり。同じ時期の全国の値上げ幅0.7円を上回っていて、山陰両県ではこうした値上げが6週連続で続いています。
原油価格の下落で国の補助金が減額されたため、小売り価格の上昇に繋がったとみられています。価格の高止まりが続くなか、12月12日島根県松江市ではこんな動きがー。
島根県内のガソリンスタンドからなる石油協同組合から県の社会福祉協議会に贈られたのは、ガソリンのギフト券です。これは去年から発行されているガソリンスタンド専用の1000円分の商品券で、ガソリンや灯油の購入などに使うことができます。
生活に困っている人たちの支援活動に役立ててもらいたいと、50枚が贈呈されました。
大賀 誠一理事長
「島根県社会福祉協議会は県民のためにご活躍されていますので、色々なところで走られる車にギフト券を使ってもらって燃料を使ってもらって有効に使っていただきたい」
石油情報センターは、今後の山陰両県のレギュラーガソリンの平均価格について「小幅な値動きとなる見通し」と話しています。