3月8日は”サバの日” 米子市の新名物「さばしゃぶ」売り出しで地元盛り上げを狙う 「さばしゃぶを食べに、米子市に人が集まってきていただければ」 鳥取県米子市
3月8日は何の日か、ご存じですか。街の人に聞いてみるとー。
街の人
「(何の日か)知らない」
Q.きょう何の日かご存じですか?
「知らない」
「私の誕生日?違いますよね(笑)」
3月8日は「サバの日」。さん・はち、をサバと読む語呂合わせから制定されました。そして鳥取県米子市で、この日新しい名物として売り出しているのが、「さばしゃぶ」なんです。
米子市にある美酒佳肴ゆらくは、その「さばしゃぶ」で地元米子を盛り上げようと呼びかけてきた飲食店。境港で水揚げ量が多い新鮮なサバに着目し、4年前からさばしゃぶを目玉メニューとしています。さばしゃぶは、醤油ベースのだしで熱したサバを薄切りの玉ねぎと一緒にポン酢などにつけて味わう鍋料理です。その、味はー。
前田俊博 記者
「今が旬のサバ、よく脂がのっていて醤油ベースのだしに鮮度が良いサバということで味わい深いです」
美酒佳肴ゆらく 高井賢一 代表
「だんだん(駅前周辺に)お店も増えてきましたし、県外だったり、海外インバウンドでのお客さんも増えて好評いただいています」
この店をはじめ、米子駅前に店を構える7つの飲食店が、今年から3月8日を「米子名物さばしゃぶの日」と銘打ち、3月4日から9日までさばしゃぶを注文すると抽選で賞品がもらえるキャンペーンイベントを開催しています。
美酒佳肴ゆらく 高井賢一 代表
「さばしゃぶは、米子の名物。各店のこだわりが、いろいろ食べ歩きしていただくと楽しんでいただけるかなと。このさばしゃぶを食べに、いろいろなところからこの米子市に人が集まってきていただければ一番うれしいと思います」
少しずつ知名度が高まり、人気が高まりつつあるさばしゃぶ。米子では今後、この新たな名物がより多くの人に親しまれることで新たなにぎわいの創出も期待されます。