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「海水が漏れる…」手作り故の悩み事を解決したい 入館無料の県立施設がクラウドファンディングに挑戦 「安全で清潔で楽しめるような水槽が欲しい」 鳥取県鳥取市

2024年3月7日 17:46
「海水が漏れる…」手作り故の悩み事を解決したい 入館無料の県立施設がクラウドファンディングに挑戦 「安全で清潔で楽しめるような水槽が欲しい」 鳥取県鳥取市

海の生き物の魅力を伝え続けるため支援を呼びかけます。鳥取市にある「とっとり賀露かにっこ館」が、餌やりなど生き物と触れ合うための水槽を購入するため、クラウドファンディングを行っています。

カニを中心に160種類1700匹の生き物を飼育・展示しているとっとり賀露かにっこ館。入館無料の県立施設で、休日は多くの親子連れが訪れます。中でも人気なのが、魚の餌やり体験や生き物に触れることが出来る「タッチプール」。しかし、その人気イベントを開催する上で、ある悩みを抱えていました。

とっとり賀露かにっこ館 尾﨑雅雄 館長
「こちらの水槽なんですが、実は職員の手作りによって作られたものです」

多くの人に喜んでもらうために設置した水槽ですが、手作りであるがゆえに配水管がむき出し状態となっています。さらに…。

とっとり賀露かにっこ館 尾﨑雅雄 館長
「裏面ですね。触っていただいたらこんな感じで、(塩が)いっぱいでてきます」

海水が漏れだして塩が固まっていました。そこで、新たな体験用水槽を購入するために始めたのがー。

とっとり賀露かにっこ館 尾﨑雅雄 館長
「安全で清潔で楽しめるような水槽が欲しいなということで、現在、クラウドファンディング にチャレンジしてます」

2月からクラウドファンディングに挑戦。期間は3月末までで、250万円の支援を目指しています。寄付は3000円から受け付けていて、金額によって、コースターなどの小物の返礼品のほか、タカアシガニなど一部の水槽付近に寄付した人の名前や社名を掲示できるコースも設けるといいます。

かにっこ館では、目標金額に達成すれば、今年の夏休みまでには、新しい水槽を設置したいとしています。

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