分析や検査に使う薬品を紛失 島根大学医学部附属病院が発表 島根県出雲市
島根県出雲市にある島根大学医学部附属病院は、分析や検査に使う、薬品が紛失したと発表しました。
島根大学によりますと、医学部附属病院で紛失したのは、質量分析に使う液体試薬0.5ミリリットルが入った容器10本程度と、細菌検査用の液体試薬15ミリリットルが入った容器1本、粉末試薬が入った容器1本です。1月15日に紛失が判明したということです。
病院では警察に捜査を依頼していますが、紛失した物質名や場所、経緯などについては「捜査上、公表できない」としています。現在、紛失した試薬が、人体、生物、環境に与える影響について専門的な評価を行っているということです。
病院では「紛失を重く受け止め、深くお詫びするとともに再発防止に取り組む所存です」とコメントしています。