島根原発2号機の再稼働に向けた新しい規制基準に関する国の審査が全て終了 「保安規定変更」を認可 島根県
国の原子力規制委員会は5月30日、島根原発2号機の再稼働に向けて審査が行われていた「保安規定」の変更について認可しました。これで新しい規制基準への適合性に関する国の審査は全て終了したことになります。
国の原子力規制委員会は新規制基準に基づき、
「原子炉設置変更」(2021年認可)
「工事計画」(2023年認可)
「保安規定変更」
の3つについて、2014年から審査を行っていました。
最後の審査対象となっていた「保安規定」は島根原発2号機の運用について定めたもので、規制委員会は、発電所の体制や安全対策設備の運用方法などの変更が基準に適合していると判断し、30日認可しました。
2号機が再稼働するためには、さらに安全対策工事や原子力規制委員会による設備の使用前確認が残っていて、中国電力では引き続き準備を進め今年12月の再稼働を目指していくとしています。