島根県議会の9月定例会が開会 災害復旧費21億円などを盛り込んだ総額194億円の補正予算案を含む35の議案を提出
島根県議会の9月定例会が9月10日に開会し、7月の大雨で被害を受けた島根県出雲市などの災害復旧費21億円を盛り込んだ総額194億円の補正予算案が提出されました。
島根県 丸山達也 知事
「笑顔を絶やさないなかで、集中して難しい判断をされていた姿が今も思い出されるところであります」
9月10日に開会した島根県議会。冒頭に8月老衰のため亡くなった溝口善兵衛前知事に哀悼の意を示しました。議会では、丸山知事が総額194億円の一般会計補正予算案など35の議案を提出しました。このうち補正予算案では、7月の大雨被害に対する災害復旧費21億円を盛り込んでいます。
島根県 丸山達也 知事
「今後は大型車両が通行可能な仮設道路の整備に向けた検討を行うと共に、本復旧に向けた調査を進め、1日も早い復旧を目指してまいります」
さらに道路が崩壊し復旧を急ぐ、出雲市の日御碕地区について観光需要の回復を支援するため6000万円を計上。そのほか、県西部のしまね海洋館アクアスのシロイルカ誕生に伴う集客対策として1400万円、外国人観光客の誘致推進事業として800万円など、補正予算案は合わせて194億円に上り、補正後の今年度の予算額の合計は4815億円となります。
島根県議会は10月9日まで開かれます。