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鳥取県が災害対策本部を設置 高速道路でのノーマルタイヤ車両のスタック受け 大雪被害に警戒強める

2025年2月7日 22:01
鳥取県が災害対策本部を設置 高速道路でのノーマルタイヤ車両のスタック受け 大雪被害に警戒強める

鳥取県は2月7日、大雪による災害の発生を受け「災害対策本部」を設置しました。7日夜から9日にかけて、大雪のピークになるとみられ、関係機関が警戒を強めています。

鳥取県内では、7日午後4時半ごろ、米子道・蒜山IC~江府IC間の上り線で大型トレーラー2台がスタックしたのをきっかけに、最大2キロにわたり、推定100台の車両が滞留しました。午後7時前にはトレーラーの移動を終え、後続車両の多くは午後8時半ごろまでに滞留を脱しました。

現場は冬用タイヤの規制が行われていましたが、ノーマルタイヤのままの車両など4台がスタック状態で、NEXCO西日本が食料・飲料水、毛布を配布し、運転手の健康状態などを確認しています。鳥取県も支援物資を準備するとともに、運転手の避難場所の確保や救出部隊の編成を行っています。全車両の救助は8日未明になる見込みです。

7日午後9時時点でそのほかの災害は発生していませんが、境港市と日吉津村を除く全域に大雪警報が出ているため、鳥取県は災害に対する警戒を呼びかけています。

最終更新日:2025年2月7日 22:11
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