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トンネル内の事故を想定し対応訓練 山陰道約13kmの新区間開通を前に 島根県大田市 

2024年2月16日 19:02
トンネル内の事故を想定し対応訓練 山陰道約13kmの新区間開通を前に 島根県大田市 

3月9日に島根県大田市を通る山陰道約13kmの区間が開通します。それを前にトンネル内の事故を想定した対応訓練が行われました。

3月9日に開通するのは山陰道大田中央・三瓶ICから仁摩・石見銀山ICまでの12.9kmです。

区間内には1kmを超えるトンネルが2か所あり、2月16日の訓練はトンネル内で車同士が衝突事故を起こし、運転手1人が車内に閉じ込められたという想定で行われました。

この訓練は開通を前に、非常時の対応を確認しようと国土交通省松江国道事務所と大田警察署、大田市消防本部から合わせて46人が参加。通報を受けた警察は現場の状況を確認し、後続の車を誘導していました。

また、炎上の恐れがあるとして、駆け付けた消防車が事故を起こした車に放水しました。そして、消防隊員が車のドアをこじ開け中にいる運転手を救出しました。

国土交通省松江国道事務所 伊藤法政副所長
「自動車専用道路ですので当然車のスピードも速くなりますのでそういったところで事故を起こされると大きな事故になりかねない。大きな事故が起きた際は今回の訓練のような対応をできればというふうに思います」

国土交通省松江国道事務所によりますと、開通区間で事故が起こった場合大田市内から事故現場まで10分程度はかかることから警察や消防などとスムーズな情報伝達を行いたいとしています。

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