災害時に車で過ごす時に…「車中泊用防災バッグ」の中身とは? 携帯用トイレなど車中泊時に役に立つアイテムが
能登半島地震を受け、関心が高まっている防災グッズ。皆さん、場面に応じた対策はできているでしょうか。いま、注目の防災グッズを取材しました。
訪れたのは、鳥取市にあるホームセンター。
中山紗希アナウンサー
「入口入ってすぐのわかりやすい場所に、防災グッズのコーナーが設けられています」
こちらでは、能登半島地震を受け店内の目立つ場所に特設コーナーを設置。携帯用トイレに、耐震器具、防災食など約100種類の防災グッズが並んでいます。その中でもいま、注目されているのがー。
ナフコ東鳥取店 平田正臣 店長代理
「最近出た商品なんですけども、 こちらの車中泊用の防災バッグというのが新商品ということで入れています」
車社会の山陰。そして、今回の地震を受け、「車中泊用の防災バッグ」の導入を決めたといいます。
ナフコ東鳥取店 平田正臣 店長代理
「(今回の地震で)車中泊されるという方が、結構いらっしゃるということだったので導入してみました」
地震に限らず、雪による立ち往生など車で一夜を過ごすなど急な車中泊の際に役立つ防災バッグ。中身には、給水バッグ、携帯用トイレなど、家庭用の防災バッグと同じアイテムがそろっている一方で、車中泊ならではのアイテムもあり、その1つがエアーベッド。付属の空気入れを使って膨らませるだけで簡単にベッドになります。その寝心地はー。
~エアーベッドに寝転がる中山アナ~
「思ったよりも寝心地はいいですね。柔らかすぎずかといって硬すぎず、ちょうどいいくらいの柔らかさですね。見た目によらず安定感があります」
さらに、外からの光を遮るサンシェードや防寒用のブランケットなど、車中泊で役立つ25点が入っています。
ナフコ東鳥取店 平田正臣 店長代理
「(車中泊用防災バッグの)問い合わせというのは何件かございますので、これから売れてくるのかなと思います。いつ起こるのかわからないのが災害だと思うので、常に準備をしてという形で、その準備のお手伝いになれればなという考えで売り場のほうは作成しています」
いつどこで起きるかわからない災害。場面に応じた対策が重要になってきます。