青函連絡船の悲劇を語り継ぐ 平和の集いで犠牲者を追悼 青森市
大戦末期にアメリカ軍艦載機の攻撃を受けて沈んだ青函連絡船の犠牲者を追悼する集会が開かれました。
青森市の八甲田丸近くにある「青函連絡船戦災の碑」の前で開かれた平和の集いには、およそ20人が参列し犠牲者に黙祷を捧げました。青函連絡船は大戦末期の1945年7月14日と8月10日にアメリカ軍艦載機の攻撃を受けて13隻が全滅し424人が亡くなりました。
式典では青函連絡船を題材にした演劇を代々上演している青森中央高校演劇部の卒業生2人が追悼の朗読劇を披露しました。
★青森市民
「平和な社会を築いていく目指して行く、そういう社会になってほしい」
★青森空襲を記録する会 今村修 会長
「できるだけ(青森空襲を)知って頂いて多くの方々に参加して頂くように働きかけをしていきたい」
参列した人たちは石碑に折り鶴をささげ平和への誓いを新たにしていました。