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青森労災病院 原子力災害に備え 被ばく治療訓練 八戸市

2024年9月25日 15:24
青森労災病院 原子力災害に備え 被ばく治療訓練 八戸市

原子力災害に備えて八戸市の青森労災病院が日本原燃と合同で被ばくした患者を受け入れる訓練を行いました。

訓練は使用済み核燃料の再処理工場の施設内で足にけがをした作業員が放射性物質で被ばくしたという想定で行われました。連絡を受けた青森労災病院では汚染が拡大しないよう安全な治療スペースを救急処置室に確保し訓練初参加の医療スタッフが防護服を着用して患者を受け入れました。そして放射線量を測定しながら医師が診察し治療と除染を同時に確実に行うなどして対応の手順を確認しました。

★青森労災病院 伊神勲 副院長
「実際にいつなんどき傷病者が運び込まれても確実に(受け入れ)できるやっています こちらはひじょうによくできたと思います」

青森労災病院と日本原燃は2004年に被ばく医療に関する覚書を交わしまいとし訓練を重ねています。

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