厳寒でうまみ増す“凍み豆腐”づくり盛ん「今年は良い…大豆の出来も」 青森県三戸町
厳しい冷え込みに合わせて仕込む凍み豆腐づくりが三戸町で盛んに行われています。
凍み豆腐づくりが行われているのは三戸町の山あいにある貝守地区です。
農家の女性たちでつくる食品加工グループ「貝守やまゆり会」の会員たちが先月上旬から交代で作業を続けています。
作業は地元で栽培した大豆で作った豆腐を1センチほどの厚さに切り分けます。
そしていちど凍らせたあと12個ずつビニールの紐で結んで2か月ほど外に干します。
寒風にさらされた豆腐は凍ったり溶けたりを繰り返しながら、水分が抜けてじっくりとうまみが増していきます。
けさの三戸町は最低気温が氷点下4℃。
ことしは連日昼夜の寒暖差が大きく、よい仕上がりが期待されるということです。
★貝守やまゆり会 和田優子部長
「ことしはよいと思いますよ 寒さも結構ありますし」
「去年よりは多く作っている大豆の出来もよかったので」
「もうしばらく頑張りたいと思っています」
仕込み作業は今月いっぱい続き仕上がり具合を見ながら、地元の産直施設に出荷されます。