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【続報あり】陸奥湾でホタテ養殖漁船の3人死亡1人行方不明 青森県横浜町漁協所属 2人は救命胴衣着用

2024年3月1日 0:33
【続報あり】陸奥湾でホタテ養殖漁船の3人死亡1人行方不明 青森県横浜町漁協所属 2人は救命胴衣着用
3月1日午前0時ごろ 横浜町漁協

きのう横浜町沖の陸奥湾でホタテ養殖漁船の乗組員3人が海に落ちて死亡し、1人が行方不明になっています。

青森海上保安部によりますと、きのう午後7時半まえ横浜町漁協所属の「たか丸(4.6トン)」が帰ってこないと漁協から通報がありました。
午後9時ごろ捜索中の漁船が、漁港から西に1.2キロほどの陸奥湾に漂流する3人を見つけて救助し、救急隊に引き継ぎましたが死亡が確認されました。
亡くなったのはいずれも横浜町在住で「たか丸」の所有者の菊池隆広(きくち・たかひろ)さん51歳と父親の菊池榮次郎(きくち・えいじろう)さん87歳、それに乗組員の竹田武美(たけだ・たけみ)さん78歳の3人です。
菊池さんと竹田さんは救命胴衣を身につけた状態でした。
また同じ乗組員の太田弘樹(おおた・ひろき)さん43歳の行方がわかっておらず現在も捜索が続けられています。
漁協によりますと「たか丸」は、きのう午後3時ごろ源氏ヶ浦漁港から南に4キロほど沖合にあるホタテの養殖施設に出港していたということです。
きのう午後10時の現場周辺は5メートルの風で波の高さは0・5メートル、視界は良好だったということです。
けさも午前6時すぎから太田さんと「たか丸」の船体の捜索が再開されていますが、まだ見つかっていません。

横浜町漁協 二木春美組合長
「天気は多少波はあったけれど作業には支障がないということで、どうしてこんな事故になったか分からない。残念でしょうがありません」

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