「止まるというのが大前提」7人死傷事故の交差点 4方向が“一時停止規制”に 青森県六戸町
去年9月に六戸町で7人が死傷した事故現場の交差点が、4方向すべて一時停止の規制になりました。
一時停止の規制になったのは六戸町犬落瀬の交差点です。
きょうは委託された業者が道路沿いに支柱を建て、一時停止を知らせる標識を取り付けていました。
この交差点では去年9月、一時停止せずに交差点へ進入した軽トラックとワンボックスカーが衝突し3人が亡くなり4人が重軽傷を負う事故が発生するなど、以前から交通事故が多発していました。
町は警察に対して信号機の設置を求めましたが、交差点付近に段差があるため設置できないと説明されていました。
今回暫定的な安全対策として、警察が50キロの速度規制と、4方向すべての一時停止を始めました。
★県警察本部交通規制課 長尾健史 次長
「止まるというのが大前提ですが、あとはそれぞれマナーを守って交差点に進入して進行していただいて事故防止に努めていただければなと」
警察は先に一時停止した車を優先させて通行して欲しいとしています。