東北電力の仮称「田子風力発電事業」の一部が、県の条例案で再エネ「原則禁止」としているエリアにかかっている可能性があることがわかりました。今後「見極めながら検討する」としています。

これは東北電力がきょうの会見で明らかにしました。県がおととい発表した再エネの禁止エリアを示した地図を確認したところ東北電力が初めて自社単独で開発可能性調査を進めている仮称「田子風力発電事業」の想定区域の一部が原則立地できない赤の「保護地域」に該当する可能性があるということです。既に稼働中の風力発電やほかの建設計画は条件付きで立地できる「保全地域」に該当しているいうことです。

★東北電力青森支店　下屋敷聡支店長
「保護区域となれば事業不可ということになりますので結果としてそういうふうに当社としては　本当にそれに該当するのか見極めながら検討してまいりたい」

「田子風力発電事業」は田子町と三戸町、秋田県鹿角市の3市町にまたがり2029年度以降の運転開始を予定していますが計画の見直しを迫られる可能性が出てきました。