×

県内は日差しとともに平年並みの暖かさに…サクラはいつ咲く?【愛媛】

2024年3月14日 18:35
県内は日差しとともに平年並みの暖かさに…サクラはいつ咲く?【愛媛】

日差しとともに平年並みの暖かさとなったきょうの県内。チャンネル4さくら観測隊が気になるきょうのつぼみの様子をチェックしてきました。

水口気象予報士:
「気象台のさくら観測初日からちょうど一週間です。さくらのつぼみはどのくらい成長しているでしょうか」

ソメイヨシノの標本木がある松山市の道後公園です。

最高気温15℃を観測し、日差しが暖かくなってきた午後3時。

気象台の職員によるさくらの観測が始まりました。結果は…

気象台職員 楠田和博さん:
「先週より膨らんできているっていうのはだいたいわかるので、そういう意味では成長が進んでいるとは思います。(気温が)低かった分成長も遅れているのかなというのは言えるのかもしれない」

先週と比べて、つぼみの先端が少し柔らかく開いているものが多くなったように見えますが、3月18日に開花した去年と比べると成長はやや遅れ気味とのこと。

その理由の一つが「気温の低さ」です。

松山では今月に入って、きのうまで最高気温が平年を上回った日もありましたが、寒の戻りが続き、さくらの開花に必要な暖かさが長続きしていない状況です。

楠田さん:
「まぁ2~3日はない。1週間でもちょっと厳しいかなっていうまぁこれは個人的な印象だけなんで」

この週末は暖かい空気が流れ込み、県内は平年を少し上回る暖かさとなる見込みですが、日曜日の雨のあとはほぼ平年並みに戻り、朝晩を中心にヒンヤリする日が多くなりそうです。

きのう発表されたウェザーニューズの最新の開花予想日は平年より1日遅い今月25日。待ち遠しいさくらの開花までもう少しです。

ところ変わって、きょうの宇和島市、丸山公園。

気象庁のOBでさくら観測員の五十嵐廉さん。測候所が無人となった2006年以降も桜の観測を続け、毎年独自の開花宣言を発表してきました。

今年は今月5日から、毎日標本木に足を運んで花芽の様子を観測しています。

五十嵐さん:
「これで19ミリぐらい。だいたい25ミリで2.3日で開花。意外と幹の後ろ側とか高いところとかそういうところで咲いてる可能性が十分にある」

…と五十嵐さん、ひときわ大きな花芽を発見。

「これは今25ミリぐらいあるけど、まだ先が三角やからだめなんよ」

五十嵐さんによると、花芽の先が白っぽくなり丸みを帯びてくると開花も間近とのこと。

宇和島市女性職員:
「あとどれぐらいで開花宣言できますかね」
五十嵐さん:
「3日4日(後)」

日に日に春めいてきた宇和島の街…

中井記者:
「宇和島市の天赦公園です。園内に植えられているおよそ20本のアンズの木が見ごろを迎えています」

サクラより一足先に見ごろを迎えた「アンズ」。現在、5分咲きということです。

宇和島市在住 男性:
「サクラとはまた違ってね、咲き方も違うしきれいですよ」

去年は3月15日に開花した宇和島のサクラ。待ち遠しい春の便りは、間もなく届きそうです!

    南海放送のニュース
    24時間ライブ配信中
    日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
    logo

    24時間ライブ配信中