全国から50万人が参加「ねんりんピック」あす開幕!県内各地で“おもてなし”準備すすむ【愛媛】
全国から50万人が参加するねんりんピックの開幕があすに迫りました。愛媛で初開催となるシニアのスポーツと文化の祭典。すでに県内は、歓迎ムードです!
植田記者:
「音楽が聞こえてきました。最終リハーサルが始まりました」
あす、開会式が行われるニンジニアスタジアム。非公開で、あすの本番に向け入念な最終リハーサルです。
愛媛で初開催となるシニアのスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」
全国からおよそ50万人が参加するビッグイベントです。
県内の障害者施設で育てられた会場を彩る花。
こちらにはシニアのイベントならではの物も。
県職員:
「杖の用意をするのは愛媛が初めてらしい」
おもてなしに力が入ります。
愛媛県ねんりんピック推進課 伊藤淳さん:
「えひめ国体の時もボランティアの方の温かいおもてなしが非常に評判の高い大会になりましたので、今回もたくさんのボランティアの方にご参加いただいたり、愛媛のものを感じてもらうためにふれあい広場を用意しています」
開会式会場の隣の広場では企業や自治体が名産をそろえて選手を出迎えます。
亀井製菓 担当者:
「地元の名物を宣言して、食べて帰ってもらいたいと思います」
選手たちが宿泊するホテルでも、あすに向けた準備が進んでいます。
松友アナ:
「ホテル内にあるこちらのレストランでは愛媛の特産品を使っておもてなしです」
愛媛のブランド豚「甘とろ豚」を使った、豚の柚子こしょう炒めやコロッケなどの料理に…愛媛が誇る、今が旬のかんきつ、宇和島産の早生みかん!
ANAクラウンプラザホテル松山では、ねんりんピック開催にあわせて、きょうから朝食ビュッフェのメニューに愛媛の特産品を使った料理の提供を始めました。
ほかにも、甘とろ豚と旬の里芋を煮込んだ料理や、伊予柑の入ったドレッシングのしゃぶしゃぶサラダなど“愛媛”や“秋”を感じられるメニューとなっています。
松友アナ:
「柔らかい~甘とろ豚の油がすっごく甘くて口の中でほろっととろけて。今が旬の里芋と甘とろ豚、あいますね。ねんりんピックに出場される選手のみなさんは朝ごはんでいっぱい力をつけて、精一杯がんばれると思います」
スカイラウンジ 三好慎二 料理長:
「こういう朝ごはんを食べて力を付けて競技に参加してもらえたらいいと思います。甘とろ豚、早生みかん愛媛の食材を食べてもらってまた愛媛に来たいなとまた食べてみたいなと思っていただけたら幸いです」
ANAクラウンプラザホテル松山の朝食ビュッフェは宿泊者だけでなく、朝食だけの利用も可能で、甘とろ豚のメニューは来月5日まで、日替わりで提供されるということです。
和氣アナ:
「JR松山駅です。駅のコンコースには青い服を着たスタッフや黄色いジャケットを着たボランティアがスタンバイしています。おもてなしの準備は万端です」
JRで到着する各県の選手団を出迎えようと、12人のボランティアが集まっていました。
松山市から:
「愛媛マラソンもボランティアするし、今小学生の見守りもしているし。こういう機会で全国から来てもらって、少しでも(愛媛を)覚えてほしい」
大洲市から:
「2017年の国体のときに参加させてもらった。ボランティアで。またいつあるか分からないけど。貢献というか、そういうことができたらと思って」
ボランティアが手にしていたのは、ねんりんピックに合わせて作られた「シニア向け観光ガイドブック」
愛媛県ねんりんピック推進課 舩井辰朗主事:
「選手のみなさんが、会場色々な市町に行くので、その際に役に立てば」
そして、コンコースでひときわ目立っていたのは…道後温泉本館を模した、総合案内所。
松山聖陵高校の生徒が、去年のインターハイ用に作ったものをねんりんピック仕様にリニューアル。高校生らが黄色い法被を着て、選手たちにエールを送ります。
松山聖陵高校建築科3年 兵頭弥奈さん:
「(来てくれて)ありがとうという気持ちと、これをちゃんと見てほしい」
松山聖陵高校建築科3年 岡本柚乃さん:
「せっかく愛媛に来てくれるので、頑張ってほしい」
ようこそ、松山へ。