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「松山市駅前」3年後の未来は? 2024年ロータリー整備開始 夏頃から一般車両の乗り入れ不可に

2023年10月26日 18:05
「松山市駅前」3年後の未来は? 2024年ロータリー整備開始 夏頃から一般車両の乗り入れ不可に
26日、新たに公表された生まれ変わる松山市駅前のイメージ図

こちらは、26日、新たに公表された生まれ変わる松山市駅前のイメージ図です。2024年の年明け頃から工事がスタートし、夏頃からは一般車両の乗り入れが不可能に。3年後の未来が見えてきました。

26日午前、松山市駅周辺を訪ねると…

松山アーバンデザインセンター 渡邉浩司ディレクター:
「新しくできる広場をイメージして、市民に使ってもらって知ってもらって、こういった広場が街中に必要なんだということを伝えたいと思って作っている」

松山アーバンデザインセンターが29日日曜まで実施している「まちなかminiHIROBA」。元々バス停だった場所に森をイメージしたマツやツバキなどの木々や、ベンチを配置しています。

渡邉ディレクター:
「路面電車が見えるように、ここは植栽を植えてなくて、眺めのいい空間にここはしている。我々の提案」

その「提案」とは、松山市駅前広場整備事業をにらんだもの。3年後の完成に向けて、26日、事業の実施計画案が了承され、詳細にデザインされたイメージ図などが明らかになりました。

銀天街側に移動するバスロータリーや緑に彩られた広場。キッチンカーが乗り入れた広場と市駅前商店街の様子も描かれています。

具体的に見えてきた、新しい松山市駅前。

了承された実施計画では、2024年の年明け頃から新しいロータリーの整備工事がスタートします。

そして、夏頃にはロータリーの西側に仮設の防護柵を設け、一般車両やタクシーの乗り入れが禁止に。その後、市内電車の線路を市駅側に移動し、交流広場を整備。完成は、3年後の2026年末を予定してします。

いよいよ動き出す再開発事業。再開発にあわせ2022年、アーケードを撤去した地元の商店街では、工事による影響も心配しています。

松山市駅前商店街 澤井善一郎会長:
「これから、要は床を掘り返す。 その間、埃があったり色んな対策があったりとか交通のご迷惑も多分。ここに足を運ぶことに懸念される状況にならないかというのが一番心配」

しかし、商店街では、再開発にあわせ、新たに景観ガイドラインを作成。店舗にひさしを付けるなどファサード整備に力を入れることにしています。

澤井会長:
「期待しかない。令和8年度早く来てほしい、工事期間がいかに短くして8年度に完成というのが早く来てほしいというのが本音」

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