“夜間の交通事故減”へ高校生が反射タスキを配布 バス停に「反射タスキBOX」も設置【愛媛】
夕暮れ時や夜間の交通事故を減らそうと、宇和島市の高校生が反射タスキを配り、交通安全を呼びかけました。
23日、宇和島市恵美須町では、宇和島東高校の生徒5人が歩行者やバスの利用者に反射タスキを手渡し、着用を呼びかけました。
宇和島警察署によりますと、2023年、宇和島署管内で発生した52件の人身事故のうち、歩行者が被害となった事故は11件で、このうち2件が夜間の事故だったという事です。
反射タスキを配布した宇和島東高校2年の島原渚さんは、「意外と反射材をつけてる人は少ないので、これからもっと反射タスキをつける人が増えていってほしいです」と話していました。
この日は反射タスキが必要な人が自由に持ち帰ることができる「反射タスキBOX」が、市内のバス停に設置されました。
ボックスは今後10日ほど設置され、その後は宇和島市内や鬼北町内のバス停8か所を巡回するということです。