生徒数日本一の通信制高校「N高等学校・S高等学校」松山キャンパスが開校
愛媛県松山市できょう、全国規模の通信制高校の松山キャンパスが開校しました。
きょうは角川ドワンゴ学園が運営する日本一の生徒数を誇る通信制高校、N高等学校・S高等学校の通学コースの入学式が行われました。
松山市千舟町にある松山キャンパスを含む全国69か所をリモートで結んで行われた入学式。
N高等学校の奥平博一校長は「教室の限られた中だけで学びを深めていくという時代ではない。ここに軸足を置きながらぜひ世界を広げてほしい。いろんなことに挑戦していってください」と新入生を激励しました。
そして、サプライズゲストとして歌手のGACKTさんが登場し、新入生にエールを送りました。
GACKTさん:
「僕はいつも常に何かで立ち止まったり、足が踏み出せなくなったときは、この2つのどちらかを選択します。やるか、もっとやるか。迷うというのは非常に時間の無駄です。なのでぱっと決めればいい。やるか、もっとやるか。そうすれば君たちはもっともっと前に進めることができる」
インターネットを活用したこの高校では、数学や英語などの基本科目はネット上の動画で学ぶほか、プログラミングや料理、美容など自分の興味のある課外授業もICTツールを使って受けられます。
好きな場所で、好きな時間に学習を進め、空いた時間を将来のために活用できるのが特徴だということです。
角川ドワンゴ学園 川上 量生理事:
「(通学コースは)プロジェクト学習を中心にしているところが大きな違い。単純に教えられる勉強ではなく、アクティブラーニングというが実際に生徒が自身が積極的に学ぶということを教える。そういうところが大きな違い」
卒業までの3年間で実社会で役立つ能力を伸ばしていくことを目指す、新しいスタイルの高校です。
川上理事:
「ひとつは勉強は楽しいものだと。楽しい勉強はたくさんあるということを伝えたい」