松山市は従業員の賃金を引き上げた市内の中小企業などに、最大50万円の応援奨励金を給付することを発表しました。

松山市が給付する「賃上げ応援奨励金」は、持続的な賃上げに取り組む市内の中小企業などに国の臨時交付金を活用して給付するものです。

給付の対象となるのは今年1月1日から10月末までに
・正規従業員の基本給を2.5％以上
・週20時間以上勤務する非正規従業員の時間給などを7％以上
それぞれ引き上げた中小企業や個人事業主で1人あたり5万円、50万円を上限に給付されます。

野志市長：
「従業員の所得が増えることで消費の拡大が見込まれ、また賃上げで従業員の待遇が改善されモチベーションが高まって雇用の定着にも効果があると考えております」

全体の予算は5000人分で、松山市では2回に分けて受け付け、まずはあすから5月31日まで松山市ホームページで申請が始まり、申し込みが多い場合は抽選となるということです。