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2024年の日本の平均気温「観測史上最高」に 松山は平年を1.4℃上回る

2025年1月16日 12:19
2024年の日本の平均気温「観測史上最高」に 松山は平年を1.4℃上回る

去年2024年は日本の平均気温が統計開始以降、最も高くなりました。愛媛県も、県内ほとんどの観測地点が観測史上最高の年平均気温となっています。

松山地方気象台によりますと県内15の観測地点のうち、去年1年間の平均気温が最も高かったのは宇和島と御荘で18.6℃でした。

また松山は平年を1.4℃上回る18.2℃など、県内15ある観測地点のうち大三島と四国中央を除く13の観測地点で、年平均気温が観測史上最も高くなりました。

日本の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇していますが、特に1990年代以降、高温となる年が多くなっています。

去年は地球温暖化に加え、夏から秋にかけて上空の偏西風が平年より北寄りを流れやすく暖かい空気に覆われやすかったことや、日本付近で高気圧の勢力が強い時期があったことなどが影響したものとみられます。

一方、今年2025年の最新の3か月予報では、3月は寒気の影響を受けにくく平均気温は平年より高くなる見込みで、春の訪れが早まるかもしれません。

最終更新日:2025年1月16日 12:19
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